
「待機していてもなかなか注文が鳴らない」「ピークじゃない時間帯に稼働効率を上げたい」。そんな配達員の方に知ってほしいのが、複数の配達アプリを同時にオンラインにする「掛け持ち(同時オンライン)」という稼ぎ方です。この記事では、Uber Eats・出前館・menuを例に、同時オンラインの仕組みと始め方、そして必ず押さえておきたい注意点を、配達員目線でわかりやすく解説します。
配達アプリの同時オンライン(掛け持ち)とは?
同時オンラインとは、Uber Eats・出前館・menuといった複数の配達アプリを同時にオンライン状態にして待機し、最初に来た(または条件の良い)オファーを受ける稼ぎ方のことです。「掛け持ち」「マルチアプリ」とも呼ばれます。
フードデリバリーの配達員は、各社と雇用契約を結ぶ従業員ではなく、業務委託として働くのが一般的です。そのため、1社に専属する義務はなく、複数のアプリに登録して掛け持ちすること自体は、各社とも禁止していません。登録できるアプリの数に原則として上限はなく、それぞれ個別に登録・審査を受ければ並行して稼働できます。
同時オンラインのメリット
待機時間(鳴らない時間)を減らせる
1つのアプリだけで稼働していると、注文が入らない「鳴らない時間」がどうしても発生します。複数アプリを同時にオンラインにしておけば、どこかのアプリでオファーが入る確率が上がり、待機時間を減らして実働率を高められるのが最大のメリットです。
時間帯・エリアで使い分けられる
アプリごとに、注文が多い時間帯や得意なエリア、報酬の傾向には違いがあります。複数を併用すれば、その時々で条件の良いオファーを選びやすくなります。各社の報酬の違いはUber Eatsと出前館の報酬比較の記事もあわせてご覧ください。
同時オンラインの始め方(3ステップ)
① 使うアプリに登録する
まずは掛け持ちしたいアプリに、それぞれ登録します。各社の登録方法は次の記事で詳しく解説しています。
・Uber Eats配達パートナーの登録方法
・出前館の業務委託配達員の登録方法
・menu配達パートナーの特徴
② スマホと装備を準備する
複数アプリを切り替えながら使うため、バッテリー切れ対策のモバイルバッテリーや、見やすいスマホホルダーがあると安心です。配達バッグは1つで兼用できますが、ロゴの扱いは各社のルールに沿って準備しましょう。
③ 待機中は複数オンライン→受けたら他をオフライン
稼働の基本は、待機中だけ複数アプリをオンラインにしておき、どこかでオファーを受けたら、残りのアプリをいったんオフラインにするという流れです。配達が終わったら、また複数オンラインに戻します。この切り替えがスムーズにできるようになると、効率がぐっと上がります。
同時オンラインの注意点
「同時オンライン」はOK、「別アプリの同時配達」はNG
ここが最も大切なポイントです。複数アプリで待機すること(同時オンライン)は問題ありませんが、別々のアプリの注文を同時に持って配達することは、認められていない場合が多く、トラブルのもとになります。▶ 1件受けたら、他アプリは必ずオフラインに
別アプリの注文を同時に抱えると、どちらかの配達が遅れ、料理が冷めたり到着が遅くなったりして、お客様や飲食店の信頼を損ねます。結果として低評価やアカウントへの影響にもつながりかねません。なお、ダブル・トリプル配達は「同じアプリ内で複数件をまとめて受ける」仕組みで、別アプリの同時配達とはまったく別物です。混同しないようにしましょう。
アプリの切り替え忘れ・ダブルブッキングに注意
慣れないうちは、オファーを受けたのに他アプリをオフラインにし忘れ、立て続けに別の注文が入ってしまう「ダブルブッキング」が起きがちです。受注したらすぐ切り替える習慣をつけましょう。また、稼働データ(売上・経費)はアプリごとに分かれるため、確定申告に向けて記録は分けて管理しておくと安心です。
規約・最新ルールは公式で確認を
各社のルールや運用は変わることがあります。掛け持ちの可否や同時稼働の細かい扱いは、必ず各サービスの公式情報・最新の利用規約で確認してください。本記事は一般的な運用の解説であり、最終的な判断は各社の規約に従ってください。
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